- 設計開発サービス事業部
- 田中 裕太YUTA TANAKA
- PROFILE
- 2016年新卒入社。理工学専攻。
YUTA'S CAREER ものづくりを1から学べる環境でプロフェッショナルを目指す
気がつけば
第一志望になっていた
第一志望になっていた
- 物理学の世界からなぜものづくりの世界に?
- 昔からなぞの解明が大好きで、高校で物理学と出会ったときにその面白さに魅了されました。物理を極めていく過程で出会い、大学・大学院とお世話になった教授がいるのですが、その方のポリシーが「作れるモノは自分で作る」でした。作り方やルールもわからないまま、画と公差も入っていない寸法だけの図面を描き、工作機器の使い方も1から教わりながら装置を完成させる、ということをやりました。研究内容も面白かったけれど、装置を作るというモノづくりの面白さにすっかりはまり込んでしまいました。
- どうしてプログレス・テクノロジーズに?
- 就活では機械設計に絞って会社を探していました。プログレス・テクノロジーズは、機械設計を希望したら必ず機械設計職に配属、物理学科出身の私にも必ず、と断言してくれました。様々な企業を受けましたけど、どこも理系総合職という括りでした。入社してみないと設計ができるかなんてわからない、もしかしたら生産職や製造職かもしれない、そう思いました。しかし私の思いは設計職であり、ものづくりを1から学び、プロフェッショナルになりたい。それを1番叶えられる環境があるのはここだと思い、気がつけば第一志望になっていました。
設計者として着実に階段を昇っていると感じる
- 入社後まず携わったプロジェクトを教えてください。
- 半導体製造装置メーカーのプロジェクトに携わりました。大学で超伝導を学んでいたことを踏まえ、半導体の分野を用意していただきました。設計の基礎を大学で学んでいなかったので、設計の全体を見ることができる性能評価の業務に就かせていだきました。
- 性能評価からスタートしたことはどうでしたか?
- 正直言ってCADを使って図面を描くことが設計だと思っていました。この業務を担当してみて、実はその設計に至る根拠を探ることも重要だと学べました。実験計画を立て、実行し、結果をフィードバックする。評価結果を共有し、議論し、次に向けた形状案を出す。全て初めての経験でしたが、研修を受けた力学の知識をフル活用して提案も出しました。実際にいくつかは試作品まで進んだんです。
- 設計に対しての憧れは?
- 性能評価の業務を1年半ほど経験した後、スマートフォンの設計プロジェクトにプロジェクトチェンジしました。こちらのプロジェクトで3DCADや製図法といった設計の実務をスタートさせました。初期検討から公差計算、さらには図面を描き、コンマ単位の機構設計に挑戦しています。設計は事実を伝えるだけでなく、設計した際の自分の思いや考えもきちんと伝えないといけない。
- 難しさもありますよね?
- 自分が設計しているところは自分が一番知っていると自信を持ち、それを相手にもきちんと理解して認めてもらう。これが難しいです。その当時は、プロジェクトメンバー内で一番若いので技術的にもまだまだでした。しかし、怖がらず積極的に行動していましたね。先輩に何でも任せてもらえるように、聞くときはしっかりと聞き、真似をするときは真似をする。そしてこそっと盗む。設計者として着実に階段を昇っている実感していました。
- その後の現在に至るまでのキャリアを教えてください。
- 特殊車両の部品設計のプロジェクトに入り、初めての金属部品の設計を経験しました。こちらでは、設計部品を製作するメーカーや組立を行う現場の方々との調整まで経験することができ、製品設計の流れをより広い視野で観ることが出来るようになりました。そして現在は、自動車製造の板金部品溶接工程の自動化を行っています。初めての機構設計を経験することが出来ています。量産品ではなく1点物の設計の考え方も知ることができ、新たな知見がどんどん広がっています。
お客様の課題解決を行うエンジニアになりたい
- ご自身の市場価値は何だと思いますか?
- 「課題解決力」が1番の私の強みだと思います。半導体製造装置メーカーでのプロジェクトでは、試験結果を整理し、課題を解決するにはこういった形状を試してみてはと会議等で提案していましたし、それが基礎となってその後のプロジェクトでも遺憾なく発揮できていると思います。
- 今後はどのようなエンジニアになりたいですか?
- 私は、機械設計でお客様の課題解決を行うことができる「プロジェクトマネージャー」になることが目標です。もっともっと設計者として経験を積み、知見を広げていき、スキルを高めていきたい。日々の生活の不満をどうしたら解決できるかを考えることも好きなので、いつかそれを想像で終わらせずカタチにしてみたいと思っています。
MY
CAREER私のキャリア
- 2016年
- 新卒入社
- 2016年
- 半導体製造装置メーカー 基礎研究開発 試験・評価業務
- 2018年
- スマートフォンメーカー 筐体設計業務
- 2019年
- メカグループ サブリーダー就任
- 2019年
- 特殊車両メーカー 設計・開発業務
- 2019年
- メカグループ チームリーダー就任
- 2020年
- 物流システムメーカー 自動車板金部品の自動溶接化業務
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