Abaqus リアリスティック・シミュレーションのための完璧なソリューション
Abaqusとは
多くの設計開発部門では、様々なベンダーから設計評価項目に特化したツールを導入し、製品シミュレーションを実施しています。 しかし、複数のベンダー製品の使用は、効率性の低下や費用の増大につながります。
Abaqus Unified FEAは、スケーラブルな統合解析製品群を提供し、日常的な解析から高度なエンジニアリングの問題まで、多種多様な産業アプリケーションをカバーします。 自動車業界のエンジニアリングチームは、共通モデル・データ構造と統合されたソルバ・テクノロジーを使って、全車両荷重、動的振動、マルチボディ・システム、衝撃 / 衝突、非線形静的、熱的結合、音響-構造結合など様々な問題の検証を行っています。 多くの業界トップ企業が、プロセスとツールを統合し、非効率性を改善してコストを削減し、競争力を確保しています。
Abaqusの構成
Abaqus Unified FEAはオールインワンパッケージになっており、陽解法や陰解法、流体、電磁場など様々な解析を追加ソルバ(追加費用)無しで利用することが可能です。
ライセンス構成
Abaqus Extended Packageで共有できる製品
Abaqus Extended Package
複数のSIMULIA製品を共用できるライセンス。2種類のライセンスから構成されます。
①プリポスト用のAbaqus/CAE Extended( QAX )ライセンス
Abaqus / CAE | Abaqus Viewer | Isight / Gateway | fe-safe / Client | Tosca / GUI | |
Abaqus / CAE | 〇 | 〇 | |||
Abaqus Viewer | 〇 | 〇 | |||
Isight / Gateway | 〇 | 〇 | |||
fe-safe / Client | 〇 | 〇 | |||
Tosca / GUI | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
②解析実行用のAbaqus Extended Token( QXT )ライセンス
Product | Extended Token |
Abaqus/Standard(コア数=1 or 2) | 5 or 6 |
Abaqus/Explict(コア数=1 or 2) | 5 or 6 |
Abaqus/Foundation(コア数=1) | 3 |
Isight |
3 (※) ワークフローで使用される手法とプレミアムコンポーネントの数によって使用Token数が決まります |
fe-safe Fatigue Engine |
7 (※) Fatigue engine以外のオプション製品はQXTではカバーできません。個別のライセンスが必要です。 |
Tosca/Structure (linear) (Topology/Sizing/Shape/Bead) |
6 (※) Toscaのトークン数は、解析ソルバーがAbaqusの場合は1トークン少なくなります |
Tosca/Structure (nonlinear) (Topology/Sizing/Shape/Bead) |
9 (※) Toscaのトークン数は、解析ソルバーがAbaqusの場合は1トークン少なくなります |
Tosca/Fluid (Topology) (コア数=1) |
6 (※) Toscaのトークン数は、解析ソルバーがAbaqusの場合は1トークン少なくなります |
Tosca/Fluid (Topology) (コア数=2~8/9~32) |
9/11 (※) Toscaのトークン数は、解析ソルバーがAbaqusの場合は1トークン少なくなります |
Abaqus/Standard & Explicit 並列計算で必要なトークン数
Abaqus Token数は、ジョブの計算に使用されるコア数によって異なります。
必要トークン数の計算式=INT(5*「Core数」^0.422)
※5×Core数の0.422乗→切り捨てにして整数にしたもの
#of Core | 1 | 2 | 3 | 4 | 6 | 8 | 16 | 24 | 32 |
#of Token | 5 | 6 | 7 | 8 | 10 | 12 | 16 | 19 | 21 |
Token#/Core | 5.0 | 3.0 | 2.3 | 2.0 | 1.7 | 1.5 | 1.0 | 0.8 | 0.7 |